30代、40代の若い方や女性の中には、「入れ歯は目立つから嫌」「恥ずかしい」という抵抗感を持っている方が多いようです。そんな方には、目立ちにくいスマイルデンチャーをおすすめします。
今回は、若い方や女性にも抵抗なく使って頂けるスマイルデンチャーについて、詳しくご紹介します。
「入れ歯はお年寄りがするもの、恥ずかしい」と思われているようです。けれども、入れ歯は歯を削らずに失った歯を補うことができる治療法です。治療なので、必要であれば入れ歯治療を受けることをおすすめします。ここでは「恥ずかしい」という感情を軽減できる目立たない入れ歯をスマイルデンチャーをご紹介。30代、40代の若い方や女性こそ、目立たないスマイルデンチャーを治療の選択肢に加えてみられてはいかがでしょう。
入れ歯は失った歯を補うもの
入れ歯は適用範囲が広い
「入れ歯」は失った歯を補い、機能性と審美性を取り戻すための補綴物（ほてつぶつ）です。失った歯を補う補綴物としては、ブリッジがよく選択されています。しかしブリッジを入れるためには、失った歯の両端に健康な歯が残っていることが大前提です。
また、失った歯の本数は通常2本、多くとも3本までとなっています。これらの条件を満たせない場合、ブリッジは適用できず、入れ歯やインプラントを選択することになるのです。
入れ歯は歯を削らずに入れられる
ブリッジを入れるためには、支えになる歯を削る必要があります。失った歯が1本であっても、前後2本の歯を削らなくてはなりません。
支えになる歯は、虫歯がなくても全体の3割程度削って銀歯をかぶせることになります。また、支えになる歯には大きな負担がかかるため、将来的にその歯も失ってしまうケースが多いのです。
けれども、入れ歯なら、歯を削る必要はありません。できるだけ歯を削りたくないという方には、ブリッジではなく入れ歯のほうがおすすめです。
入れ歯は麻酔不要で作れる
ブリッジを作るためには歯を多く削らなければならないため、麻酔が必要となります。したがって、麻酔が効かない方や麻酔ができない方は、ブリッジを作ることができません。
一方、入れ歯の治療では、歯型を取るだけなので麻酔は不要です。
入れ歯とブリッジの比較（まとめ）
入れ歯とブリッジは補填物ではありますが、上記をまとめるとこのような違いがあります。ハッピーデンタルクリニックでは、患者様の歯の状態や条件を伺い最適なご提案をさせて頂きます。
| 入れ歯 | ブリッジ | |
| 適用範囲 | 広い | 条件があり、適用範囲が限られる |
| 歯を削る | 歯を削る必要がない | 歯を削ることがある |
| 麻酔 | 麻酔は不要 | 麻酔が必要 |
30代・40代の若い人や女性が歯を失う理由
意外と高い若い女性が歯を失うリスク
歯を失う主な理由は、歯周病（約4割）、虫歯（約3割）、事故による破折（約2割）となっています。
若い女性の場合、妊娠による女性ホルモンの影響で歯周病のリスクが高まり、歯を失いやすくなる傾向が見られます。
また、妊娠中や育児期間は歯科治療を受けることが難しく、歯周病や虫歯が悪化してしまうケースも多いようです。
30代、40代の若い人に多い事故による歯の喪失
事故によって歯を失うケースは、活動的な30代、40代の若い人にもよくみられるものです。
歯に大きな衝撃が加わると、歯だけでなく神経や根の部分もダメージを受けます。そのため、歯を抜かなければならなくなることもあるのです。
若い方や女性におすすめ｜目立たないスマイルデンチャーとは？
入れ歯が敬遠されるのはフックが見えるから
入れ歯が若い方や女性に敬遠される理由は、入れ歯を固定する金属製のフック（クラスプ）が目立つことです。
このフックが口元から見えるのが恥ずかしいから、入れ歯を治療の選択肢から外すという方が少なくありません。
スマイルデンチャーは金属のフックがない入れ歯
見た目の欠点をなくし、30代、40代の若い方や女性にもおすすめできる入れ歯がスマイルデンチャーです。
スマイルデンチャーは、金属製のフックをなくすことで目立たなくした入れ歯（ノンクラスプデンチャー）の一種で、歯茎と同じ色の樹脂で作ったフックで入れ歯を固定します。
そのため目立ちにくく、口元を気にすることなく会話や食事を楽しむことができるのです。
スマイルデンチャーは違和感も少ない
スマイルデンチャーは見た目が気にならないだけでなく、口の中での違和感が少ないという特徴もあります。
スマイルデンチャーで使われる素材は、強くて柔らかいものです。そのため、入れ歯全体を薄く小さく作ることができます。
入れ歯は慣れるまでに時間が掛かるというイメージがありますが、違和感の少ないスマイルデンチャーなら、入れ歯は初めてという30代、40代の若い方や女性でも大丈夫です。
スマイルデンチャーは物が挟まりにくい
従来の入れ歯には、食事の際に物が挟まりやすいという欠点があります。また、すき間から物が入りやすく、噛むときに痛みを感じることも多いようです。
一方、スマイルデンチャーはすき間がなくフィットするため、硬い物でも抵抗なく食べることができます。
目立たない入れ歯・スマイルデンチャーの料金は？
スマイルデンチャーは保険外診療となるため、料金が気になります。ハッピーデンタルクリニックでの料金は以下のとおりです。
【スタンダード】
金属を使わない、通常タイプのスマイルデンチャーです。
| 1本〜3本欠損 | 11万円〜15万円 |
| 4本以上 | 13万円〜20万円 |
【金属床のあるタイプ】
通常のスマイルデンチャーを金属で補強し、たわみを減らしたタイプです。金属床は、通常タイプのものよりさらに薄くて丈夫なため、欠損歯が多い症例におすすめします。
また熱さや冷たさを感じられるため、食事がいっそう楽しめることや、汚れがつきにくいというメリットもあります。
| コバルト金属床（スマイルデンチャーC+） | 23万円〜28万円 |
| チタン金属床（スマイルデンチャーTi+） | 30万円〜40万円 |
チタンは人工関節にも使われている、安全性の高い金属です。コバルトよりも更に軽く、金属アレルギーが出にくいという特徴があります。
それぞれの値段に幅があるのは、失った歯の数のほか、強い力で噛むとき入れ歯の沈み込み防止のためのメタルレスト、歯茎の痛みを抑えるシリコンコーティングなどのオプションの有無によるものです。
30代、40代の若い方や女性に試してほしいスマイルデンチャー
スマイルデンチャーは、入れ歯のイメージを一新する画期的なものです。目立ちにくく、違和感や痛みも少ないため、入れ歯に抵抗感があるという方にこそ試していただきたいと思います。
ハッピーデンタルクリニックでは、治療前のカウンセリングを大切にしています。患者様のご希望をじっくりと伺ったうえで、症状やライフスタイルにぴったり合う治療法をご提案します。
疑問点や不安なことなど、どんなことでもお気軽にお尋ねいただき、納得していただいてから治療を始めますので、ご安心ください。
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