マウスピース矯正中に食事・飲み会で気をつけること❘カレー・キムチの着色は大丈夫?

食事会を楽しもう

マウスピース矯正は一般的なワイヤー矯正とは異なり、矯正器具を取り外すことができます。また、マウスピースは付けたまま食事をするようには作られていないため、食事の前に取り外す必要があります。

今回は、マウスピース矯正中の食事・飲み会で気をつけたいことや、カレーやキムチで気になる着色についてです。

食事・飲み会ではマウスピースを外しましょう

マウスピース矯正中は、食事のときにマウスピースを外す必要があります。とはいえ、うっかり装着したまま食事をしてしまったり、取り外すことが面倒に思えたりするものです。

ここからは「うっかり」や「面倒だから」をなくすために、マウスピースをつけたまま食事をしてはいけない理由を解説していきます。

噛むときには体重と同じほどの力が

マウスピース矯正で使う器具(インビザライン・クリアアライナーなど)は、とても薄い樹脂でできた透明なマウスピースです。

食事でものを噛むときの力は、体重と同じくらいだといわれています。たとえば体重が50kgの方なら、マウスピースをつけた状態で食事をすると、マウスピースには50kgほどの力が加わるのです。

また、食事の時には歯全体に均等な力が加わるわけでなく、片側だけで噛んだり硬いものを噛みしめたりした場合には、もっと大きな力が加わります。

噛む力と高温はマウスピース破損・変形のリスク

食事のときには、とても手ではさわれないほど熱いものを口にします。これは噛む力とともに、マウスピースの破損や変形を招くものです。

壊れたマウスピースはもう使えないので、新しいものに作り替える必要がありますが、できあがるまでに時間が掛かります。

マウスピース矯正は、器具を一定時間(インビザラインは20時間以上、クリアアライナーは17時間以上)装着することで、治療効果を発揮するものです。

マウスピースを装着する時間を確保するためにも、食事の前にマウスピースを外して破損を防ぐ習慣をつけていただきたいと思います。

マウスピースを装着したままの食事は虫歯や歯周病の原因にも

虫歯や歯周病が心配

マウスピースをつけたまま食事をしてはいけない理由は、装置が壊れたり変形したりするだけではありません。実は、虫歯や歯周病に罹りやすくなったり歯が変色したりするという問題を起こしかねないのです。

マウスピースをつけた状態では自浄作用が低下

マウスピースをつけたまま食事をすると、虫歯や歯周病に罹りやすくなります。

食事中は、歯や歯茎のすきまに食べたものが入り込んでしまいます。

食べカスは虫歯や歯周病を引き起こす細菌のエサとなるものですが、マウスピースをつけた状態だと、唾液による自浄作用(食べカスなどを洗い流す作用のこと)がうまく働かず、細菌の温床となってしまうのです。

水や白湯以外の飲み物も要注意

食べ物だけでなく、糖分を含んだジュースや色のついたお茶、熱いホットドリンクなども要注意です。

マウスピースと歯・歯茎の間にこれらの飲み物が入り込むことで、虫歯や歯周病の原因となります。さらにはマウスピースに色がついてしまったり変形したりすることにもつながるからです。

それだけでなく、歯に色がついてしまうこともあります。

ホワイトニングの治療では、専用の薬剤をつけたマウスピースを歯に装着して行いますが、マウスピースを外さずに色のついた飲み物を飲むと、ホワイトニングではなくカラーリングを行っていることになるのです。

水や白湯以外を飲むときにも、ぜひマウスピースを外すことをおすすめします。

なお、マウスピースを外したときには、外出先でも水できれいにすすいでから水気を切って専用のケースに入れましょう。こうすることで、マウスピースの着色や臭い移りと、紛失・破損を防ぐことができます。

カレーやキムチの着色を防ぐ方法とは?

着色が気になるカレーライス

カレーやキムチなどのような、着色が気になるものを食べるときには、マウスピースを外すことが大原則です。しかし、それだけではまだ着色リスクをなくすことはできません。

ここからは、食事でのマウスピースの着色を防ぐための方法を紹介していきましょう。

マウスピースを再装着する前に歯磨きを

食事や飲み会が終わったあと、マウスピースを装着する前に歯を丁寧に磨き、口をよくすすいでください。

食べカスを落とさずにマウスピースをつけてしまうと、虫歯や歯周病に罹りやすくなります。それだけでなく、色素や臭いが歯とマウスピースについてしまうのです。

なお、歯磨きは可能な限り現地で行うことをおすすめします。自宅に戻ってからだと、既定の装着時間が確保できない可能性が高くなるからです。

とくにマウスピースを交換した直後は、歯の後戻りが起きやすくなっています。マウスピースの装着時間をしっかりと確保できるように、ご注意ください。

マウスピースの洗浄はいつもより丁寧に

マウスピースを清潔に保つことは、矯正治療においてとても大切なことです。着色や臭い移りが気になるものを食べたり飲んだりしたときには、普段より丁寧に洗浄を行ってください。

柔らかめの歯ブラシと、専用の洗浄液を使って行うことをおすすめします。

奥沢6丁目バス停前にあるハッピーデンタルクリニックでは、当院で実際に使用している商品や歯科衛生士が選りすぐった、歯科専売のオーラルケアグッズを多数ご用意しています。

選び方や使い方のアドバイスも行っていますので、お気軽にお尋ねください。

食事や飲み会はマウスピースを外して楽しみましょう

マウスピース矯正中に食事・飲み会で気をつけていただきたいのは、食事の前にマウスピースをはずすことです。カレーやキムチなど着色が気になるものを食べるときには、特に気を付けてください。

また、食後の歯磨きも重要で、ケア用品を常備することをおすすめします。加えて装着時間を確保することも忘れないよう、お願いします。矯正治療中に気になることがあれば、お気軽にお尋ねください。

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