「うちの子の前歯、ガタガタ（デコボコ）してるけど大丈夫？」、「まだ小さいし、そのうち治るかも？」
そんなふうに思ったことはありませんか？
実は、生え変わりの時期の“前歯のガタガタ”には、自然に整うケースと、矯正治療が必要なケースの2パターンがあります。
今回は、子どもの前歯がガタガタになる原因と、歯科医院に相談すべきタイミングについてわかりやすく解説します。
生え変わり期に“前歯がガタガタ”するのはなぜ？
乳歯が抜け、永久歯が生え始める混合歯列期（6歳〜12歳頃）には、一時的に前歯がガタガタしたり、斜めに生えたりすることがよくあります。これは、永久歯が乳歯よりも大きく、あごの成長がまだ追いついていないことが主な原因です。
歯が並ぶスペースが足りず、歯が重なってしまう状態を「叢生（そうせい）」または「乱杭歯（らんぐいば）」と呼びます。
多くの場合、この“前歯の混み合い”は、あごの大きさと歯の大きさのアンバランスによって起こります。
あごの成長期であるこの時期は、見た目以上にスペース不足が進行していることもあります。
放っておくと心配な“要注意サイン”
「少しのガタつきなら大丈夫」と思っていても、次のような症状がある場合は、早めのご相談がおすすめです。
下の前歯が上の前歯より前に出ている（受け口・反対咬合）
顎の成長バランスに影響しやすく、放置すると骨格的なズレにつながることもあります。早期の改善が大切です。
前歯でしっかり噛めない（開咬など）
発音や咀嚼（そしゃく）に影響が出ることがあります。
舌で歯を押す、指しゃぶりなどのクセ（悪習癖）が原因の場合もあります。
ガタつきで歯磨きがしにくい
歯が重なり合うことで磨き残しが増え、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。
こうしたサインがある場合は、成長期のうちに対応することで、将来的な本格矯正を軽くできる可能性があります。
矯正のベストタイミングと治療の選び方
「いつから矯正を始めればいいですか？」というご質問をよくいただきます。
一般的に、子どもの矯正（一期治療）に最適なのは、
👉上下の前歯（永久歯）が生え揃うタイミング（6歳〜9歳ころ）です。
この時期はあごの成長が活発で、歯を並べるためのスペースを自然に広げることができます。
矯正の目的は、歯を動かすよりも“あごの成長を正しく導くこと”。
この“土台作り”をしっかり行うことで、将来的に抜歯を避けられたり、二期治療（中高生以降の本格矯正）が短期間で済むこともあります。
自由が丘・ハッピーデンタルクリニックにご相談ください
「ガタガタしてるけど、まだ小さいし…」と様子を見ているうちに、歯並びのズレが進んでしまうこともあります。「うちの子、もしかして歯並びが悪いかも？」と思ったときが、相談のタイミングです。
小学1〜3年生のうちに一度、矯正相談を受けておくことを次のようなことが明確にわかり安心いただけます。
- 今の状態が自然に治るかどうか
- 矯正を始めるならいつが最適か
お子さまの将来の笑顔と健康な歯並びのために、ぜひお気軽にご相談ください。
透明で痛みの少ないマウスピース矯正（クリアアライナー矯正）も対応しています。
ハッピーデンタルクリニックでは、皆様の生活に「幸福感=ハッピー」が生まれることを大切に、日々診療を行っています。
ハッピーデンタルクリニックは、世田谷区・奥沢6丁目バス停前にある歯医者ですが、世田谷区奥沢、目黒区自由が丘、大田区田園調布に面しており、それぞれの最寄り駅で他県からもお越しいただける場所となっております。
是非お気軽にご来院ください。
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